一人暮らしをしている看護師がペットを飼う場合には、ハムスターがおすすめです。その理由として、まず世話が犬や猫と比べると比較的簡単なことが挙げられます。看護師はシフトで働くことも多く、生活リズムが狂いがちで毎日決まった時間の世話が難しいケースもあるでしょう。ペットは大きければ大きいほどエサや掃除、世話が大変です。しかし、ハムスターならエサと水を1日1回交換するだけで良いですし、掃除も週に1回ほどで済みます。
また、ハムスターは飼い主がじゃれ合いたいときに付き合ってくれるのもおすすめの理由です。猫だと気分次第では飼い主に近付いてきませんし、撫でようとしても嫌がります。一方、ハムスターは元々は夜行性ですが、飼い主が触りにいくと基本的にいつでも相手をしてくれるのです。慣れてくればカゴから出して手に乗せたり、直接エサをあげたりすることもできるので癒やされます。
ですが、ハムスターを飼ううえでいくつか注意点もあるので確認しておきましょう。まずエサと水は必ず毎日変えることです。掃除が1週間に1回程度のため、食事や水も2~3日に1回で良いかと考えてはいけません。しっかりと命を預かっているという自覚を持って、多少忙しくても毎日交換することが大事です。そして、室温をなるべく25度程度に保つことも欠かせません。ハムスターは寒さに弱く、寒いと体調を崩したり、下痢になったりするので設定温度を温かくして一定に保つようにしましょう。