看護師がペットを飼う際によくある問題は、騒音のトラブルです。特に集合住宅で飼う場合は、ペットが出す音が近所迷惑になりかねません。ペット可のところでも、許される音の大きさには限度があります。たとえば、犬は吠え癖があると鳴き声が騒音となるでしょう。一方、猫は発情期になると大きな声で鳴きます。さらに、世話が比較的楽で看護師のペットとして選ばれることが多い鳥も、頻繁に鳴く種類がいることを知っておく必要があるでしょう。
ペットを飼う前には、鳴き声対策をしっかりと考えなければなりません。家族や一緒に住んでいる人がいなければ、ペットの騒音に即座に対処できないからです。犬の吠え癖については、事前にしっかりしつけたり、リラックスできるスペースを用意してあげたりすることで対策できるでしょう。猫の発情期は、去勢手術がもっとも有効的な対策と言えます。鳥に関しては犬や猫のような対策ができないので、なるべく小さな声で鳴く種類を選んだり、防音環境を整えたりする必要があるでしょう。もし、壁が薄いなどで騒音対策が難しいのであれば鳥は選ばない方が無難です。
また、住んでいる部屋が2階以上の場合だと、犬猫をはじめとする床を歩くペットの足音が下の階への騒音になる恐れもあります。フローリングの床では、床にペットの爪が当たる音も大きいです。そのため、ペットが歩くスペースには、足音が出ないようなクッション性のあるマットや絨毯を敷くようにしましょう。ペットを飼いたいと考えている人は、こちらも参考になるので目を通しておくことをおすすめします。